Journal: インタラクション2022
Pages:767-772
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Published:2022-03-02
Keywords:Brain Computer Interface / User Interface
視覚情報を取得するSSVEPベースのBCIは,コンピュータ画面上で様々な操作ができ,また高速な通信ができることから注目を集めている.SSVEPベースのBCIは刺激の数が少ないほど高い精度が得られることがわかっているが,ターゲットサイズがBCIの制御に与える影響については調べられていない.そこで本研究では,フリッカ刺激をタイル状に並べたBCI用のUIを設計し,刺激の大きさがSSVEPベースのBCIのパフォーマンスに与える影響を調査した.その結果,刺激の数による影響は見られなかったが,刺激の視角が選択時間に影響を与えていることがわかった.また,実験結果をもとにBCIの特性を利用した最適なUIについて考察した.