2001年東京生まれ。HCI研究者、フォトグラファー。専門分野は、「可食光学素子」と「デジタルファブリケーション」。計算機シミュレーションと3Dプリント技術の活用によって、様々な光学特性をもつ食品の実現に取り組んでいる。この技術を通じて、特殊な視覚効果を持つ食品を制作し、食と人との新たな形のインタラクションを探求している。ACM SIGGRAPH、UISTなどのトップカンファレンスにて研究を発表。写真、映像メディア表現やレンズのような光学系に興味をもち、自身と対象との間に介在する関係性に注目している。
Born in Tokyo, Japan, in 2001. Takegi Yoshimoto is a human-computer interaction researcher. He specializes in "edible optics" and "digital fabrication". He is working on realizing foods with various optical properties through the use of computer simulation and 3D printing technology. Through this technology, he creates foods with special visual effects, and explores new forms of interaction between food and people. The research has been presented at top conferences such as ACM SIGGRAPH and UIST.
研究分野 : Digital Fabrication, Edible Optics
- Twitter : https://twitter.com/tkgalpha
- Instagram : https://www.instagram.com/tkgalpha
- E-mail : takegiyoshimoto@gmail.com
- Web : https://tkgalpha.com
表彰 -Award-
- 第32回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2024)対話発表賞(一般)
(WISS2024「Opticuisine:光学レンズ食品のための画像印刷手法 」に対して) - 情報処理学会第22回エンタテインメントコンピューティング(EC2024)特選セッション最優秀賞
(EC2024「多視点からの見た目が変化する料理のための二次元可食レンチキュラレンズデザインシステム」に対して) - 情報処理学会第22回エンタテインメントコンピューティング(EC2024)特選セッション発表認定
(EC2024「多視点からの見た目が変化する料理のための二次元可食レンチキュラレンズデザインシステム」に対して) - 情報処理学会第22回エンタテインメントコンピューティング(EC2024)対話発表賞
(EC2024「多視点からの見た目が変化する料理のための二次元可食レンチキュラレンズデザインシステム」に対して) - 情報処理学会第22回エンタテインメントコンピューティング(EC2024)ティザー優秀賞
(EC2024「多視点からの見た目が変化する料理のための二次元可食レンチキュラレンズデザインシステム」に対して) - 情報処理学会第21回エンタテインメントコンピューティング(EC2023)デモ優秀賞
(EC2023「産地の異なるカカオの味の違いを定量化し純物質で再現する手法」に対して) - 第30回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2022)対話発表賞(一般)
(WISS2022「Edible camouflage : レンチキュラ構造を利用した可食光学迷彩の提案」に対して)
国際学会 -International Conference-
- Takegi Yoshimoto, Yoshiki Minato, and Homei Miyashita. 2024. Edible Lens Array: Dishes with lens-shaped jellies that change their appearance depending on the viewpoint. In Adjunct Proceedings of the 37th Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology (UIST Adjunct '24). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, Article 45, 1–3. https://doi.org/10.1145/3672539.3686745
- Takegi Yoshimoto, Shuto Murakami, and Homei Miyashita. 2023. Edible Lenticular Lens Design System. In Adjunct Proceedings of the 36th Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology (UIST '23 Adjunct). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, Article 21, 1–3.
- Takegi Yoshimoto, Nobuhito Kasahara, and Homei Miyashita. 2023. Fabrication of Edible lenticular lens. In ACM SIGGRAPH 2023 Posters (SIGGRAPH '23). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, Article 46, 1–2.(Acceptance Rate : 35.7%)
国内学会 -Domestic Conference-
- 吉本健義,宮下芳明.Opticuisine:光学レンズ食品のための画像印刷手法, 第32回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2024)予稿集,pp.1-3,2024.
- 吉本健義,湊祥輝,宮下芳明.多視点からの見た目が変化する料理のための二次元可食レンチキュラレンズデザインシステム, エンタテインメントコンピューティングシンポジウム, Vol.2024, pp.20-28, 2024.
- 吉本健義,村上崇斗,宮下芳明.可食レンチキュラレンズデザインシステムの提案,第31回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2023)予稿集,pp.1-3,2023.(ロングティザー採択)
- 彭雪儿,深池美玖,笠原暢仁,村上崇斗,吉本健義,湊祥輝,富張瑠斗,宮下藏太,川田健晴,宮下芳明.産地の異なるカカオの味の違いを定量化し純物質で再現する手法,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム論文集,Vol.2023,2023.
- 吉本健義,宮下芳明.Edible camouflage : レンチキュラ構造を利用した可食光学迷彩の提案,第30回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2022)予稿集,pp.1-3,2022.
- 吉本健義,宮下芳明.Edible lenticular: 可食レンチキュラレンズがもたらす可能性,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム論文集,Vol.2022,pp.253-257,2022.
執筆記事 -Article-
- 【Nikon Z 8レビュー】やっぱりNikon、Z 8が進化させる現役大学生のクリエイティビティ。(吉本健義), 2023.9.18.
- 【Kudos】Fabrication of Edible lenticular lens (Takegi Yoshimoto), 2023.7.
- 【Nikon Z 6IIレビュー】やっぱりNikon、Z6IIが加速させる現役大学生のものづくり。(吉本健義), 2022.8.07.
展示 -Exhibition-
- INTER BEE IGNITION ✕ DCEXPO, 幕張メッセ, 2024
- D X P (デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ, 金沢21世紀美術館, 2023
助成 -Grant-
- 経済産業省 令和6年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ海外展開のための官民連携体制構築事業 )先端テクノロジー 社会実装プログラム Technology Implementation Program(TIP)支援対象技術, 2024
- クマ財団「クリエイター奨学金」第8期生支援クリエイター, 2024
メディア掲載 -Media-
- “未来の老眼鏡”で「遠近」見やすく “呼吸するクッション”ハグでリラックス効果も(FNNプライムオンライン, Yahooニュース版), 2024.11.14.
- 最先端の放送用機器など展示 日本最大級「Inter BEE」(ABEMA news), 2024.11.13.
- Edible Lenticular Cuisine/明治大学宮下芳明研究室【DCEXPO2024】(DCEXPO TV), 2024.11.13.
- “未来の老眼鏡”で「遠近」見やすく “呼吸するクッション”ハグでリラックス効果も(FNNプライムオンライン), 2024.11.13.
- Exploring Edible Lenticular Lens Systems and Culinary Innovations (ACM SIGGRAPH Blog), 2024.4.18.
- [Press Release] Does Fine Breezy Day (Gaifu kaisei) transition to The Great Wave Off Kanagawa (Kanagawa oki-nami-ura)? French restaurant élan vital starts offering dishes whose appearance changes depending on the viewing angle developed in collaboration with MIYASHITA Homei Laboratory (Meiji University), 2023.12.22.
- 「凱風快晴」が「神奈川沖浪裏」に?フレンチレストラン「élan vital」が明治大学総合数理学部 宮下芳明研究室と開発した「見る角度によって見え方が変わる料理」の提供を開始 (明治大学), 2023.12.11.
- 【活躍する明大生を紹介!】「レンズをデザートに?食体験に新たな常識を」吉本健義さん(MEIJI NOW), 2023.10.12.
- 大学教授が持つ“不思議なカード”でボールペンが消えた「何だこれすごい」「え…?え???」と5万いいね(Buzz Feed Japan), 2023.2.19.
- 物体の“向こう側”が透けて見える不思議なカードが話題 古典的な仕掛けで研究者が伝えたいものとは (ねとらぼ), 2023.2.17.
- 明治大学総合数理学部 宮下芳明研究室とフレンチレストラン「élan vital」が 方向によって見え方が変わるデザートを開発 (明治大学), 2022.10.19.
映像作例 -Movie-
Research
- Opticuisine:光学レンズ食品のための画像印刷手法【WISS 2024】
- Edible Lens Array【UIST 2024】
- 多視点からの見た目が変化する料理のための二次元可食レンチキュラレンズデザインシステム【EC 2024】
- 可食レンチキュラレンズデザインシステムの提案【WISS 2023】
- Edible Lenticular Lens Design System【UIST 2023】
- Fabrication of Edible lenticular lens【SIGGRAPH 2023】
- Edible camouflage : レンチキュラ構造を利用した可食光学迷彩の提案【WISS 2022】
- Edible lenticular: 可食レンチキュラレンズがもたらす可能性【EC 2022】
Work